4歳、5歳 「紙漉き」
2021.10.20
- 行事
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紙漉きを教えてくれる真下先生と中川先生です。よろしくおねがいします!
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アイスクリームの箱の紙と、真下先生が漉いた紙をやぶって比べてみよう。先生の紙は全然やぶれない!
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「水を付けたらやぶれるかも!」と、子どもたちからの提案。今度はやぶれました。やぶれたところから綿のようなものが出ています。アイスの箱には、この綿がありません。
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先生が綿の正体を見せてくれました。楮(こうぞ)という木の皮だそうです。
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むいた皮がそのまま紙になるわけではありません。柔らかくして、黒くて固い部分を丁寧に取り除きます。※この作業は先生が事前にやってきてくれました。
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白くなった楮を繊維を解します。子どもたちはこの作業から体験しました。
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柔らかくなった楮を水の中に入れると、フワフワ溶けて水の中を漂います。ここに「トロロアオイ」という植物の根から抽出した「ネリ」という粘液を加えると紙漉きの準備完了です。「ネリ」は繊維を水の中で均等に広げるために入れます。(接着剤の役割ではありません)
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いよいよ紙漉きスタートです。簀桁で楮入りの水をすくって前後左右に動かすと繊維が絡み合うことで強い紙になります。水をすくった簀桁は重たいので、先生と一緒に頑張りました。
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簀桁をはずすと紙の形になりました。ひとり2回漉いて、一枚の紙に仕上げます。
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みんなが漉いた紙は乾燥のために別の場所へ運ばれました。完成が楽しみです。
4歳、5歳 「紙漉き」